
野上ゆう子さんのOFF
現代に生きる女性たちが、それぞれのライフスタイルで見せる「ON」と「OFF」の表情。第11回は、ウェディングデザイナーの野上ゆう子さん。野上さんは、多忙な毎日のなかでも素の自分になる時間を確保し、バランスを取ることに長けていらっしゃいます。素敵なウェディングを実現させるためのインプットの時間や、心身を解放するお休みの日などは、心もメイクもOFFモードに。
オフの時間は軽やかな肌で
「意外と素の自分に戻る瞬間はたくさんあるんですよ。ウェディングって春と秋に集中するので、夏や冬は閑散期。オフシーズンにはスタッフたちとのインプット作業が捗るんです。こういうときは仕事ですがOFFモードになります。また、基本週末がお休みなので、山や温泉に出かけたりもします。こういうときは何も考えず、大好きな自然の中でボーッとしています」。
OFFのときはONに比べて、メイクの時間も大幅に短縮されます。ONは15分程度、OFFはなんと3分で終了とか。
「肌はファンデーションを使わずに、下地だけで完成させてしまいます。
ONでも活躍している『モデリング カラーアップ ベース OR200』は、肌のアラをカバーして血色感ある素肌に仕上げてくれるスグレモノ。OFFモードのときは本当にこれだけで充分です!」
リサーチのときは華やかさを添えて
オリジナリティあふれるウェディングのためには、提案力を鍛えることが大切。こんなところで式をあげてもいいんだ?!と思わせる、斬新な会場を抑えておくことも仕事のひとつになります。野上さんは、結婚式場として使われていない場所でも、ピンと来たらスタッフと現地に赴き交渉するのだそうです。
「展示会で使われている場所や、ふと見かけて気になった場所などをリストアップしておくんです。たまたま出かけたカフェの奥に洞窟があって、相談して使わせてもらったことも。実際に現場に行ってみないとわからないドラマがあって、それがたまらなく面白いんですよね」。
そんなリサーチの時間は、目もとにも少しだけ血色感と輝きをプラスし、明るい印象にしてから出かけます。『アイカラー プレイフル』のBR02にMN03を重ねたスタイルがお気に入り。
「BR02はツヤと血色感をナチュラルに添えてくれる大人っぽい色。ここにMN03のきらめくラメを重ねることで、透明感が宿るんですよね。BR02を指でアイホールに伸ばし、MN03はブラシを使って二重幅にのせます。ツールを使い分けるのが小さなこだわりなんです」。
リップはラフに使える定番を
30代半ばを過ぎて、野上さんが重要だと考えるようになったのが「血色感」です。
「20代までは、血色が悪いという言葉の意味がよくわかりませんでした。リップもベージュ系を好んで使っていたくらいで、この色が元気そうに見えるとか、そういう視点でアイテムを選ぶことはなかったですね。でも今はすごくわかるんです。いきいきとした元気な顔に見せることの重要性が…」。
リップメイクで重視するのは血色感。あまり口もとにポイントを持ってくることはしないので、ビビッドなカラーよりも、肌になじんで、ほんのり血色を感じるフェミニンなカラーを選ぶそうです。
「直塗りでさっと仕上げたいから、境界線がわかりやすいはっきりとした色はあまり選ばないですね。最近は『ライブリー ルージュ BR01』が好き。ツヤと輝きがさりげなくて、大人っぽさもあるところがいいですね。程よく力の抜けたカラーだからOFFモードにぴったりなんですが、ONのときもよく使っています!」
完全OFFモードのときはグロス使いで
仕事を完全に離れた休日は、いつもフル回転している頭をカームダウンするため、気心知れた友人たちとホームディナーやドライブを楽しんでいるそう。
「そういう日のメイクは、下地とリップグロス、あとは軽くアイラインを引くくらいの超ミニマムスタイル。グロスはベタベタするのが好きではなかったのだけど、『プリズマティカル リップグロス PK01』はつい手にとってしまいます。これをうすーくのせると、つるっと軽やかな仕上がりで、程よいツヤと血色感が生まれるから」。
完全なる休日も、昼過ぎまでダラダラ寝てしまうなんてことはなく、何かしらアクティブに過ごしているという野上さん。「じっとしてるのがもったいなく感じてしまうんです(笑)」と笑う彼女の、近年の関心ごとはもっぱら「ウェルネス」だとか。
「パーソナルトレーニングに通い始めました。これまでは人にマッサージしてもらっていましたが、自分で筋肉を動かすほうが疲れにくくなると気づきまして。栄養にも気を使うようになり、タンパク質の多いメニューを心掛けたり、土日は作り置きしたり。身体という乗り物をいい状態に整えておくと、それだけいい仕事ができますしね。こんなふうに、仕事のことが常に第一にありつつも程よく素の時間を作ることで、バランスが取れているんだろうなと思います」。
野上ゆう子
オートクチュールデザイン ウェディング デザイナー /
MIRROR MIRROR ドレスプロデューサー兼バイヤー
2004年 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。ゼロからウエディングをプロデュースするチーム「オートクチュールデザイン」の統括と、ウェディングドレスショップ「ミラーミラー」のプロデューサー兼バイヤーとして、インポートブ ランドの買い付け、オリジナルブランドのデザインなどを担う。数々のセレブリティから指名が絶えない、日本随一のウエディングデザイナー。
https://www.instagram.com/yuko33nogami/ (別サイトに移動します。)

野上さんのお気に入りアイテム


現代に生きる女性たちが、それぞれのライフスタイルで見せる「ON」と「OFF」の表情。第11回は、ウェディングデザイナーの野上ゆう子さん。野上さんは、多忙な毎日のなかでも素の自分になる時間を確保し、バランスを取ることに長けていらっしゃいます。素敵なウェディングを実現させるためのインプットの時間や、心身を解放するお休みの日などは、心もメイクもOFFモードに。
オフの時間は軽やかな肌で
「意外と素の自分に戻る瞬間はたくさんあるんですよ。ウェディングって春と秋に集中するので、夏や冬は閑散期。オフシーズンにはスタッフたちとのインプット作業が捗るんです。こういうときは仕事ですがOFFモードになります。また、基本週末がお休みなので、山や温泉に出かけたりもします。こういうときは何も考えず、大好きな自然の中でボーッとしています」。
OFFのときはONに比べて、メイクの時間も大幅に短縮されます。ONは15分程度、OFFはなんと3分で終了とか。
「肌はファンデーションを使わずに、下地だけで完成させてしまいます。ONでも活躍している『モデリング カラーアップ ベース OR200』は、肌のアラをカバーして血色感ある素肌に仕上げてくれるスグレモノ。OFFモードのときは本当にこれだけで充分です!」
リサーチのときは華やかさを添えて
オリジナリティあふれるウェディングのためには、提案力を鍛えることが大切。こんなところで式をあげてもいいんだ?!と思わせる、斬新な会場を抑えておくことも仕事のひとつになります。野上さんは、結婚式場として使われていない場所でも、ピンと来たらスタッフと現地に赴き交渉するのだそうです。
「展示会で使われている場所や、ふと見かけて気になった場所などをリストアップしておくんです。たまたま出かけたカフェの奥に洞窟があって、相談して使わせてもらったことも。実際に現場に行ってみないとわからないドラマがあって、それがたまらなく面白いんですよね」。
そんなリサーチの時間は、目もとにも少しだけ血色感と輝きをプラスし、明るい印象にしてから出かけます。
『アイカラー プレイフル』のBR02にMN03を重ねたスタイルがお気に入り。
「BR02はツヤと血色感をナチュラルに添えてくれる大人っぽい色。ここにMN03のきらめくラメを重ねることで、透明感が宿るんですよね。BR02を指でアイホールに伸ばし、MN03はブラシを使って二重幅にのせます。ツールを使い分けるのが小さなこだわりなんです」。
リップはラフに使える定番を
30代半ばを過ぎて、野上さんが重要だと考えるようになったのが「血色感」です。
「20代までは、血色が悪いという言葉の意味がよくわかりませんでした。リップもベージュ系を好んで使っていたくらいで、この色が元気そうに見えるとか、そういう視点でアイテムを選ぶことはなかったですね。でも今はすごくわかるんです。いきいきとした元気な顔に見せることの重要性が…」。
リップメイクで重視するのは血色感。あまり口もとにポイントを持ってくることはしないので、ビビッドなカラーよりも、肌になじんで、ほんのり血色を感じるフェミニンなカラーを選ぶそうです。
「直塗りでさっと仕上げたいから、境界線がわかりやすいはっきりとした色はあまり選ばないですね。最近は『ライブリー ルージュ BR01』が好き。ツヤと輝きがさりげなくて、大人っぽさもあるところがいいですね。程よく力の抜けたカラーだからOFFモードにぴったりなんですが、ONのときもよく使っています!」
完全OFFモードのときはグロス使いで
仕事を完全に離れた休日は、いつもフル回転している頭をカームダウンするため、気心知れた友人たちとホームディナーやドライブを楽しんでいるそう。
「そういう日のメイクは、下地とリップグロス、あとは軽くアイラインを引くくらいの超ミニマムスタイル。グロスはベタベタするのが好きではなかったのだけど、『プリズマティカル リップグロス PK01』はつい手にとってしまいます。これをうすーくのせると、つるっと軽やかな仕上がりで、程よいツヤと血色感が生まれるから」。
完全なる休日も、昼過ぎまでダラダラ寝てしまうなんてことはなく、何かしらアクティブに過ごしているという野上さん。「じっとしてるのがもったいなく感じてしまうんです(笑)」と笑う彼女の、近年の関心ごとはもっぱら「ウェルネス」だとか。
「パーソナルトレーニングに通い始めました。これまでは人にマッサージしてもらっていましたが、自分で筋肉を動かすほうが疲れにくくなると気づきまして。栄養にも気を使うようになり、タンパク質の多いメニューを心掛けたり、土日は作り置きしたり。身体という乗り物をいい状態に整えておくと、それだけいい仕事ができますしね。こんなふうに、仕事のことが常に第一にありつつも程よく素の時間を作ることで、バランスが取れているんだろうなと思います」。
野上ゆう子
オートクチュールデザイン ウェディング デザイナー /
MIRROR MIRROR ドレスプロデューサー兼バイヤー
2004年 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。ゼロからウエディングをプロデュースするチーム「オートクチュールデザイン」の統括と、ウェディングドレスショップ「ミラーミラー」のプロデューサー兼バイヤーとして、インポートブ ランドの買い付け、オリジナルブランドのデザインなどを担う。数々のセレブリティから指名が絶えない、日本随一のウエディングデザイナー。
https://www.instagram.com/yuko33nogami/
(別サイトに移動します。)
野上さんのお気に入りアイテム
エレガンス クルーズ
ライブリー ルージュ BR01
表情になじみ、血色感と上品さをプラス
みずみずしい発色とツヤのルージュ。するするっと直塗りするだけで、抜け感のあるおしゃれな表情に。SPF20で紫外線からも唇を守ります。